約 1,167,112 件
https://w.atwiki.jp/youtubeani/pages/302.html
みればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイト 『みればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイト』は、「しゅごキャラ!」の熱い人気に答えた深夜版。大人気「しゅごキャラ!」をもーいっかい見よう! 【みればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイトストーリー】 聖夜学園でウワサのスパイシー小学生・日奈森あむ。口下手な性格が災いし、「クール」というキャラが一人歩き。「生まれ変わりたい」と願ったら突然3つのたまごが生まれちゃった!次々とたまごから生まれるちっちゃな女の子「しゅごキャラ」のラン、ミキ、スゥ。「しゅごキャラ」は、あむをなりたい自分に「キャラチェンジ」する不思議な力をもっていた…。 みればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイト Youtubeアニメ動画プレイリスト bookmark_yahoo このページをお気に入りに追加! 【アニメランキングに参加】 > 【動画】 > 【ドラマ・映画】 みればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイトみればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイト Youtubeアニメ動画プレイリスト 最新話第13話(最終回) 第10話 検索リンク リンク切れ報告 感想・コメント 最新話 【アニメランキングに投票】 一日1回クリックお願いしますwww [部分編集] 第13話(最終回) 第13話(最終回) 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第12話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第11話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第10話 第10話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第9話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第8話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第7話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第6話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第5話 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第4話 あたしが切り札!? 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第3話 サクッとふわっとスゥにおまかせ! 【Youtube検索】 【Veoh検索】 第2話 こころのたまご 【Veoh検索】 【Youtube検索】 第1話 しゅごキャラ誕生! 【Veoh検索】 【Youtube検索】 検索リンク アニメ > 動画 > ドラマ・映画 [部分編集] リンク切れ報告 感想・コメント アニメ感想掲示板 リンク切れは上の報告よりしてください。 ここに書かれても受け付けれません。 真衣 - 工藤 2010-01-02 14 35 08 真衣 - 工藤 2010-01-02 14 35 28 しゅごキャラサイコー - 真衣 2010-01-02 14 36 21 名前 このページはみればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイト のYoutube,Veoh,Dailymotion,Daum,Pandora等のアニメ無料動画紹介ページです。 タグ:Youtube,アニメ,ドラマ,動画,映画,wiki,無料,みればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイト ここを編集
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/745.html
…………。後ろから声がかけられた。 今、久しぶりって言われた。 それは上条当麻にとっての禁句だ、 「悪いんだけど、上条当麻だけ残ってほしいんだけど」 振り返る。そこにいたのは破戒僧という言葉が似合う、二mを越した神父。 「…なんで?とうまに何の用?」 「それはこいつにだけ話すよ、禁書目録。 だから一旦帰ってもらいたいんだ。手荒な事はしない」 「嫌!失ったばっかりなのに…」 「…?」 神父が不思議そうな顔をした。 「…インデックス、ちゃんと帰るから、先、帰っててくれないか?」 「……だ、って…」 「な、スフィンクスに餌かってくるから」 「………分かった」 そして白いシスターは走って帰った。 「で、君…失ったというのはどういう事だ?」 「…おれが、記憶喪失だからだろ」 「……え?」 「よく分かんねえけどほとんど何も覚えちゃいねえ。あの子の事も思い出せない。お前の事もだ」 「…そうか。まあ一応名前だけは名乗っておこう。ルーンの魔術師ステイル=マグヌス。本当は…」 そこで言葉を切る。 ステイルと名乗るその神父…いや、魔術師は、 その手に炎剣を生み出し、その紅蓮の炎を当麻に見せつける。 「これを君に叩きつけようと思ったんだけどね、さすがに記憶の無い奴には悪いかな」 それを見て、頭に一つの『知識』がよぎる。 …ルーン魔術とは、二世紀に使われ始めたケルトの魔術文字。『力持つ文字』の事で、 紙に火炎と書けば文字通り、紙から火炎が出てくる、という魔術。 …これが…あのシスターが言っていた 『魔術』のことか?本当とは思えない、でも嘘とも思えなかったあの話の… 非現実(オカルト)なのだろうか? 「あーでも、イラッとしたから…これぐらいは、いいかな!?」 『魔術師』ステイル=マグヌスが炎剣を地面に叩きつけた。 爆発がおこり、グラッとゆれて転びかける。 「な……、に。を——————するつもりだテメェ!」 「うん?内緒話だけど?」 これだけの爆破騒ぎを起こしといて——と言おうとして、言葉を止める。 だれも、いない。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1253.html
5 禁書目録。エイワス、上条と一方通行の力の及ばぬ強者達が示した最大のヒント。ここまでの パズルのピースの欠片だけでは人名なのか、書物の集積かもわからぬ得体の知れない言葉だった。 しかし、その詳細を今一番心底から望んでいた。何しろ打ち止めの命脈に直接関与する大きな意味を持つ。 それを知っている人物が目の前にいる。あまりの衝撃に目眩が思わず走った。都合の良さに腹を抱えたい。 「学園都市に属す人間では、一部の例外を除けば意味不明としか形容出来ないだろうな。 だが『こちら側』では現在、最も着目されている存在でもある。……だからこそ手を付け難くもあるが」 「待て。オマエが言ってる禁書目録ってのはコイツと関連性はあンのか?」 と、懐から拳銃を除けて一枚の拉げた紙を引っ張りだす。それに書かれた文字列を読み取らせた。 Index-Librorum-Prohibitorum° 上条が一方通行に残した、禁書目録の意を含む単語の羅列。 これが繋がるのなら目指す道の一つが浮き彫りになる。それに対してオッレルスは賛意を感じたようだ。 「ああ。それこそが鍵だ。これは禁書目録の個人名とも言い換えられるがな。よく手に入れたな」 「個人名?超能力名じゃねェのか?」 事の拍子に乗って馬鹿げた解釈を吐いてしまったが、先刻学園都市とは関係無いと断言されたばかりだ。 それを知っていたエイワスとは何だったのか。第一上条がこんな情報を見聞きしていたのもおかしい。 科学には幾千もの知識の引出しを構えている一方通行だが、 オッレルスの言う『こちら側』への理解は素人同然だった。 だが、遂に禁忌の扉をノックしてしまった。 そして知る。掌握の手から溢れ出かねない、かつて所属していた世界を外藩へと退かせる智識を。 切れ筋の跡が辛うじて見受けられるオッレルスの唇から発せられる『こちら側』の世界の概要。 それは一方通行が心得る既知の常識とは、あまりにも懸け離れた物だった。 天地が反転したのか、と忌まわしい錯覚が一方通行の全身を張り巡る。理屈はわかる。道理は通ってる。 むしろこの説明によって埋没する疑問の方が圧倒的に多い。 打ち止めを侵したウィルスの名称『ANGEL』、海原に感じた重圧、 垣根帝督の最後の呟き、エイワスの現出、 偶然回収した羊皮紙、襲撃者達の氷撃を『反射』した時に生じた七色の光。 あの黒い翼が発現した原因。 科学の枠、いや学園都市がひた隠しにした未知の現象全てに納得がいく。 「は、はは」 笑いが止まらない。白く、白皙し、白禍した一方通行は、自らを白痴と罵った。 学園都市最強の超能力者の頂点に君臨する彼は、天上から見下ろせば無知無学な赤子同然だったのだ。 気付くチャンスなら今日に至るまであった筈なのに。 例えば土御門や海原が稀に自分の能力や認識を語る時にも魔術、の一言が混じっていた。 彼らは俺を裏で笑っていたのか?闇を喰らい闇に生きるとほざいても真の闇を知らない愚か者だと。 『グループ』に在籍していたあの時期に問いつめれば、彼らも禁書目録について話しただろうか。 禁書目録。求めて探して掴み取った情報はとても簡素な物だった。 10万3000冊の魔導書、『原典』の知識を一字一句正確に記憶する少女。 インデックスと自称し、白い修道服(『歩く教会』と言うらしい)を纏うシスターだという。 (インデックス……?聞き覚えがあンのは記憶違いか?) 衝撃を無理矢理押し込めて、大雑把な追想を行うと答えは自ずと出た。 ハンバーガーを食い漁り、恩返しを勘違いし、 『一字一句正確に』バッテリーの正式名称を復唱したあの修道女か。 嘲笑した反動だろうか、今度は愉快な苦笑が芽生えて、あんな近くに鍵があった情実が馬鹿らしくなった。 だったら、そいつの頭根っこを引っ張ってでも打ち止めの治療法を教示してもらおうかと 思った境に、今度は世界情勢の現状にまで話が進んだ。どうやらそう簡単に聞き出せる状況でないらしい。 「今、禁書目録は自己制御を奪われ、イギリスの聖ジョージ大聖堂に隔離されているとの事だ。 呪縛を解くには彼女の意識を操作する遠隔制御霊装を破壊するしかない」 「つまりはその霊装とやらを保有してやがる外道を微塵に料理しちまえばいいワケか」 「だが、その外道もそれ相応の実力者だ。現時点でそいつを打破しようと動く一派も尽力しているが、 どうも成功にまでは至らないようだ。右方のフィアンマ、今は名前だけ知っていればいいだろう」 なるほどね、と頭のメモに書き殴っておく。面倒な道程が待ち構えているのには腹が立つが、 一方通行の気はむしろ晴れていた。目的が一筋に限られて、気分が高揚してくる。 「まァ、ヤル事山積みだっつーのもこの世の尋常なンだろォな。そいつが『原典』とかいう 雑誌の立ち読みにどんな魅力を感じてンのにもカスっぱちな興味があるが、戦争引き起こす代償とは 釣り合わねェ。ガキ救ったら世界も平和になりましたとか爆笑モンだな」 久々に冗談を走らせる余裕が出来た。それでも本筋は変わらない。 打ち止めのいる光の世界、それを乱す奴なら率先して潰してやる。 あのシスターも、そこにいるべき人に決まってる。 だったら両方に救済の手を差し伸べるのが一方通行の生き様だ。 「そのフィアンマっておめでた野郎のいる場所を探すのがまず第一歩か」 「そうだな。だがもう夜も遅い。明日まで待てるか?」 短時間で済むと番外個体に嘘をついたが、確かに太陽が頭を何時出してもおかしくない時間になっていた。 仕方ない、か。とドアを抜けて廊下まで歩き番外個体の様子を確認したら、 壁に凭れながら寝ていた。緊張感の無い奴だと思いつつも、自室に戻るオッレルスを見届けながら 毛布を掛けてやった。 「……風邪でも引いたら即置き去りにすンぞ」 と苦言を洩らしても、本当は連れて行くつもりでいた。息が浅い。まだ睡眠に入ったばっかりだ。 自分なりに話を聴いて、役に立ちたかったのかもしれない。少しこいつへの抵抗感が払拭された気がした。 一方通行自身もベッドに横たわる打ち止めを視界に入れつつ、徐々に微睡む眠気に従っていった。 5.5 今買ってるコーヒーに飽きた。最後の一滴が舌に潤いと苦さを与えた際にそう確信した。 ソファーに横たわっていた一方通行は今飲んでいた飲料の空き缶をゴミ箱に投げ捨て、 床に倒してあった現代的なデザインの杖を地面と垂直に立てて直立し、玄関へと向かった。 刺激的な匂いが鼻に付く。寂れていた筈のキッチンは今や選抜きされた食材と 使い込んだ調理具が並んでいる。それらを手に取り料理を進める茶色の毛髪の女性を横目に見つつ 外へ出た。近所のコンビ二に新商品のコーヒーが入荷した筈だ。 「堅苦しくてタマンねェな」 ジジ臭い文句を呟きつつ杖をついて前進する。晴天で日光が眩しい。紫外線を反射しようが目に焼き付く。 しばらく歩くと横道から誰かが飛び出してきた。無意味と知りつつも条件反射で電極のスイッチを入れる。 右手で触れられた彼は『反射』が適用しているにも拘らず、比重に耐えられずに横倒しになった。 杖がガシャンと鉄骨が落下したような不快音を放ちつつ地面に転がった。 接触した男がそれを拾い上げ、テカってしょうがない笑顔を浮かべつつ一方通行に手渡す。 「いやー義兄さん、マジですいません。この『御坂』当麻と不幸を共有しちゃうのも嫌ですかねぇ?」 ツンツン頭の男は学園都市最強の怪物だった彼に軽口を叩く。ハァ?と一方通行は口が開いてしまう。 「オマエを義弟と認めた覚えが無い」 「あっー!この人、未だにツンツン態度が途切れてない!俺そんなに嫌われてるの!?」 能力使用モードを解除しながら再びコンビ二を目指す。関わったら負けだ。 「いや、でも口を訊いてくれるだけ有難いかなーとも思うワケですよ。最初は顔合わせたら ちゃぶ台やら電灯をぶん投げられちゃって、もうこの人俺との姻戚関係を人生の汚点と考えてるんじゃ ないかと思う度に涙が滝の如く噴出して……って無視ですか!?耳ほじってるし!」 足が自然と早くなる。時間の無駄は所詮損だ。男はそれからも「これはもうDVの域だよ……」とか 「家内に相談しようかな……」などと呟いている。絡んでほしくて仕方ないようだ。 心底怒りを込めて真正面に立って怒鳴った。 「あのなァ!何度も繰り返すが、俺と同居してンのはあくまで妹達であって、オマエの家庭とは 何の接点もねェンだよォ!俺はオマエの義兄じゃねェ!親戚面してンじゃねェぞコラ!」 が、御坂当麻は真っ向から向かい合って、 「そんなに恥ずかしい事じゃないって俺も何度も言ってるじゃないか!妹達も美琴の『妹』に かわりないだろ!?だったら家族だと誇って当たり前だ!血?体裁?まだそんなの気にしてるのか!?」 言い合うとすぐこれだ。こっちが口火を切っても、必ずペースを奪われる。 「そりゃ過去にも色々あったさ!でも大切なのは俺達が勝ち取った『今』だろ!手を取り合って 助け合わなきゃ、また昔みたいな争いになっちゃうだろ!?第一、いがみ合ってるのは俺と 義兄さんだけじゃないか!」 「だからその義兄さんってのをやめろっつってンだよォ!」 あっという間にヒートアップする二人。その内に民衆が集まってきてザワザワとひしめき合う。 それに一足先に気付いた一方通行は嫌々矛を鞘に戻し、周りを睨んで人を払った。 今度こそコーヒーを買いに行こう。とまた歩行を始めると、 「第一位~!お財布忘れてるよ~!」 「またあの人と言い争ってるし!いい加減、過去は水に流して欲しいってミサカはミサカは御坂家の 安穏をもう一度祈ってみたり!」 声域が全く同一かつ、一方通行の『嫁と娘』が夏に見合った服装を靡かせながら坂道を駆けて来る。 顎が外れそうになるのを空いた左手で押さえつつ、ハァ、と重い、重ーい溜息を深く吐いた。 その様子を確認した当麻が二人の助力を期待しつつ、状況の一変を狙う。 「あ、義兄さんお金持ってないんですね?だったら俺がタダで貸しますよ! 財布持ってきてくれた二人には悪いけど、ここは義兄弟の親睦を深めるという大義名分に乗っ取ってど」 「なにそれ!気の使い方にも善悪があるって力説してたのあなたじゃん!ってミサカはミサカは 言動の整合性にツッコミを入れてみたり!」 「うむ、でもミサカはあなたの作戦は意外と的確だと言わざるを得ない。 金の切れ目が縁の切れ目なら、金の繋がりは縁の安寧だとも言えるよね!」 「……オマエらそこまでして俺を懐柔させたいワケか?逆に癇癪玉が破裂しそォだぞ……?」 正直さを追求して、ついうっかり文句を滑らせたら、かえって三人の説得がエスカレートした。 「また怒って破壊活動か!?俺にあたるのは良いけど周辺への被害、いや、自分の保守のために ミサカ達の思いをこれ以上無下にしようっていうなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す」 「この人は悪くないし、あなたを一番心配しているのはこの人なんだよって客観性を捨てて 涙を浮かべてみたり……ってミサカはミサカは本気で悲しみを背負ってみる」 「第一位は素直になってほしいな。ミサカは知ってるよ?この人が仕事でヘマした時も 第一位がフォローに回って、謝りの電話を代わりに深夜にかけ続けたのを。 本当は家族として認めてるんだよね?」 あのな、と本心を述べようとさすがに思い、ただ俺は義兄さんと呼ばれるのに羞恥心を感じているだけで 普通に一方通行と言い換えて欲しいだけなんだ、といったニュアンスを伝えようとしたら、 「……ほぉおー。どうやらまたこの二人にお灸を据える必要があるようねぇ……?」 『御坂』当麻、打ち止め、番外個体の背後から、重圧を超越した色濃い気配が二つ飛来してきた。 三人の動きがビクゥ!と石像の如く静止する。そしてすぐグダダダダと鐘の様に小刻みに振動していった。 「これ以上おいたが過ぎるようなら、即刻断罪を執行しますとミサカは最後の警告を腹黒く押し通ります」 一方通行だけがその鬼気迫る激情を直視した。あいつの恐妻とその姉妹が 正に世界の終焉を開闢させる瞬間を。歯が小刻みにガタガタ鳴る。 『反射』を展開しても耐えられるかどうかわからない攻撃を察知して、 一方通行はただただ汗と血の匂いに怯えるが故、底知れぬ恐怖に震える指先をスイッチに持って行った。 6 冷たい風が肌を刺激させ、朝の到来を一方通行に教えつけた。夢を見たのは久しぶりだ。 イチイチ内容まで覚えていないが、不快にも拘らずどこか安らぎを感じる夢想だった気がする。 最近は些細な物音にも反応して覚醒する気質に加え、緊張感の連続で眠る頻度も大分減った。 それが翻ったという事はやはり事態の進展に実感が湧いた、からだろうか。 目を開き、朝の兆候を発し続ける方向を見ると、昨夜は重いカーテンに遮られた窓が全開になっていた。 冷風はそこから入ってきたらしい。このクソ寒いロシアで換気を行うのは常識外れだろと感想を抱き、 打ち止めの体が冷えてしまうなと心配してベッドに視点を切り替えると、 空っぽのベッドがあった。打ち止めの姿が消えていた。 一瞬で眠気が吹き飛び、最悪の事態の到来に頭を働かせる。 (遂に第二派が来やがったのか!?何で気付かなかった!オッレルスは何してたンだ!?) とにかく彼女を探すしかない。ベッドに手を当て温もりを確かめるが、気温の低下の影響で 打ち止めが連れ去られてから間が空いたかどうかが予測出来ない。手がかりは、無い。 焦りが足の震えを誘発させる。打ち止めを平癒させる手段を掴んだ直後にこれだ。 絶対に彼女を奪還し、そのホシは確実に鏖殺する。そう目当てをつけ電極を能力使用モードに切り替え、 開いた窓に手をかけ、自己移動のベクトルを操作し砲弾の如く外へ飛び出すと、 その顔にドゥバッ!とスナック菓子の袋を勢いよくブチ開けた様な破裂音と共に 雪玉が叩き付けられた。 『反射』は正常に発動したので、雪玉はそのまま投手に向かって正確に飛躍する。 射手は子供だった。古着屋のセールで並んでそうな痛んだ感じの冬服を着用していた。 雪玉が顔に返されてくしゃくしゃになっている。だが楽しそうにはしゃいでいる。 「…………」 一方通行はこの事態に急速には対応不可だったが、遠目で全景を眺めれば 取り越し苦労だったのかと安心した。 そこでは打ち止めが厚着で子供達と雪合戦を堪能していたからだ。 「よーし!今度こそ本気を出して、敵陣営に大雪玉を叩きつけてやるってミサカはミサカは 物騒な宣戦布告をしてみたり!」 そうやって自分の頭部に匹敵する大玉を隠し球とばかりに投げ飛ばすが、力不足かすぐ近くに落下した。 周りの子はその光景を見て大笑いする。打ち止めは悔しそうに顔を雪に埋めていた。 一方通行は腰が砕け、その場にずるずると座り込んだ。 (人に心配かけさせといて、それかよ。クソガキが) 制御スイッチを操作しながら、呆れつつも、満足そうな笑顔を浮かべている自分が何だか滑稽だった。 その流れで頭上を見上げたら、建物の屋根にオッレルスが上って修理をしているのを発見した。 それに気付いた相手が声を張り上げてくる。 「起きたのかい?朝食なら食堂に一応あるぞ。安物のシチーと黒パンだがな!」 作業を終えたのか、するすると立て掛けた梯子をスムーズに降りてくる。あまりに慣れた動きだ。 気が抜けたからか、取りあえず目に入ったこの建物についての話題を振った。 「現代になってまで木造建築とか古風すぎンだろ。釘が使われてねェから事からすると 15世紀以降にブッ建てられたもンを再利用してンのかァ?」 この建物は丸太を主に使って作られたとわかる。苔や粘土がその間を埋めるように塗り付けられている。 伝統的なヴェネッツ方式だ。冬の寒さを軽減する為に居間もコンパクトに作られているのだろう。 「エリザリーナ独立国同盟が出来てから旧舎は大概打ち壊されて新築される傾向にあったが、 こんな地方だとその作業が手付かずになって放置されてるモノもあるわけだ。 その分土地も安いし、意外と頑丈だ。といっても、ガタがきてる部分もあるがな」 手ぬぐいで汗を拭いつつ、オッレルスが説明した。一方通行は話半分でそれを聞いていた。 「あのガキが自由に出歩いてンが、平気なのか?」 打ち止めの病状が一時的に直ったとしても、あそこまで放っておくのは危険じゃないかと勘ぐるが、 「本人は大丈夫と豪語してたし、俺の診断からすればまだ余裕はあると思う。 それに外で他の子と遊ぶのが子供に一番良く効く薬さ。打ち止め自身も喜んでるしな」 ……適当だ。そんな甘い考えを持つ奴だったのか?オッレルスの人格がよくわからない。そんな彼は、 どこからかクワスの瓶を取り出し飲んでいる。一方通行も勧められるが断った。 厳密にはアルコールではないが一応は酒だ。それにやっぱり飲むならコーヒーに限る。 そうしてその場に座り込んだオッレルスはふと呟いた。 「あの子達は戦争孤児だよ」 一方通行はギョッとした。戦争、戦争と小耳に何度に挟むよりも現実を濃厚に押し付けられたからだ。 「学園都市は基地陣営の拡大に力を注ぎ、人的被害はなるべく出さない作戦方式を取ってるが ロシア側はその迎撃に追いやられ、通常の戦闘よりも多量の人員が必要になった。 そうすると、連邦軍の軍員だけでは賄いきれない。しかも徴兵制度はこんな田舎の貧窮している 家庭から働き手である父親達を中心に徴収されるわけだ。そうすると残された母親は仕事を求めて 家を出なくてはならない。だから子供達が残される」 ぐいっと瓶を上げて一気に飲み干し、オッレルスは話を続けた。 「さらにはここらの国の境界線近くの人々はロシアに付くか、独立国に付くかを迫られる場合が多い。 すると、大国をつい選んでしまう者が過半数だ。それがこの結果さ。親達が戻れない可能性だって あるだろう?だからこんな即席の孤児院が必要になってくる。だが国側はそこまで手が回らない。 そうだから俺の様な浮浪者がやるしかないんだ」 一方通行はあまりに過酷な状況に瞬き一つ動かせなかった。同時にオッレルスの懐の大きさに舌を巻いた。 「といってもここはまだ幸運な方だよ。実はこの建物は俺が来るだいぶ前から孤児院として 使われていたんだ。そのおかげでベッドも毛布も部屋もさらには家畜まで揃ってる。 食料も少し力任せに『取引』すれば手に入れるのは難しくない。 噂じゃ、不死の化物がこういった施設を幾つも整備しながら旅をしていたとか。そいつに敬意を表して ここを選んだんだ。あの子達も親を待つのにも飽きて、ああやって遊ぶぐらいの余裕も出来てきた」 そうしてオッレルスは熱い眼差しで雪合戦に励む孤児達を一望した。一方通行もそれにつられたが、 彼とは全く別の物を見ていた。打ち止めの遊ぶ姿だ。 打ち止めは本来あそこにいなければならない存在だ。同世代のガキ共と交流して、闇とは繋がらず 光の元にずっといればいい。光は暖かい。一方通行がいる冷酷な闇とは正反対だ。 それが今、部分的に叶っている。打ち止めは自分にも笑顔を振りまいてくれるが、 あの笑顔はまたそれとは違う。いい加減で、気まぐれで、気負いが無い。純粋無垢な結晶の様だ。 黄色い声が打ち止めの名を呼ぶ。打ち止めもそれを返す。それだけだ。 それだけでいい。自分では手放すことしか出来なかった、甘美な世界にあり続ければいい。 そう感慨に耽ってたら、背後からこっそり接近して来る気配をまた察知した。 ちょっかいを出される前に振り返る。やっぱり番外個体だった。寒そうに毛布に包まったままだ。 「……うー。また打ち止めばっか見てる。ミサカはこのクソ寒い家屋をあなたと食べ物求めて 一人寂しく放浪してたのに。やっぱり第一位はこの大きいミサカよりも小さいミサカの方が 好みなの?スモールな輩にしか反応しない不感症なの?だったらあなたは真性の変態じゃ」 「……それ以上続けンのか?ならその体に教えてやろォか」 と言って蓑虫みたいな番外個体から毛布を奪い去ると、何故か赤面して涙ぐむ。 「ど、どうしてそんな冷たいの!?って、てか内面以上に外界が寒い!!ミサカは戦闘とかでは 我慢するけど、こんなケースでは寒冷には勝てないの!!だから返して返してー!!」 とあまりに可哀想だよ、とオッレルスが訴えるのであァそォかい、と毛布は返却してやった。 また包まる番外個体。初遭遇とのギャップに腹を抱えて笑った。 「ははは!オマエさァ、まるでボロ雑巾にしか見えねェぞ!これしきの冷度に辟易してるとよォ、 本格的な真冬でのたれ死ンのがオチになンぞ?だから毛布は卒業しろよなァ」 「ま、また取らないでよ!あなたミサカに対してサドすぎる!」 取る、奪う、取り返すを連発してたら、打ち止めと子供達が戻ってくるのを見逃すところだった。 オッレルスが彼らを一回中に引き入れようと指笛で呼びかけているようだ。 それで打ち止めが漫才っぽい馬鹿騒ぎをしてる二人に混じった。 「雪合戦は楽しいね。何発も顔に雪玉食らっちゃったけど。うん?あなたは一体誰と何をしてるの? ミサカも面白そうだからこの人から毛布を取ってみるってミサカはミサカはおりゃーっと この毛布を投げ飛ばしてみたり!」 と、勢いよく毛布は哀れにも打ち止めによって積雪に叩き付けられ、番外個体はまた薄いウォースーツ 一枚にされた。だが、その関心はもう毛布から離れ、打ち止めとの対面に移った。 打ち止めが敵対心を露にするのでは、と一方通行は一瞬危ぶんだ。打ち止めは番外個体に殺されかけた 記憶しか無い。が、先に反応したのは番外個体だった。 「お、これは可愛いミサカがいる。娘にしちゃいたいな。って頬擦りしちゃうよ」 打ち止めの体をヒョイと持ち上げ慈しんでいる。オイオイと思う矢先に、 「え!?このミサカはどうしてこんなにミサカに友好的なの!?それにさっきまで運動して火照った 体に冷えきった顔を押し付けるのはやめてほしいってミサカはミサカは全力で振り払ってみる!」 「だーめ、離しません。ってミサカは温かいこのミサカを湯たんぽ代わりにしちゃいます。 ふふふ、どーだ参ったか。ミサカは見る見るうちにこのミサカを気に入っちゃうよ?」 「やーめーてー!あなたも見てないで助けてよー!ってミサカはミサカは救助を呼びかけてみるっ!!」 一方通行は、下手に介入するよりこの二人に任せた方が関係が良くなりそうだなと楽観的に 打ち止めと番外個体を見ていた。何故か、自然に笑いが込み上げてくる。あまりにも馬鹿らしい。 子供達を収容し終わり、そんな三人を遠くから眺めるオッレルス。 一方通行、打ち止め、番外個体。 本来なら繋がるはずの無かった特殊な彼らの様子を実見して、こんな感銘を受けていた。 まるで、本当の家族みたいじゃないか、と。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/1311.html
【種別】 人名 【元ネタ】 北欧神話の神ウルの『デンマーク人の事績』における名前、オレルス[Ollerus]。 同文献の中で、オレルスはオーディン(オティヌス)に神々の王の座を奪われている。 Wikipedia-ウル 【初出】 SS2巻 【CV】 島崎 信長 【概要】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【アニメ版にて】 【概要】 魔術師の中でも魔術を極め、『魔神』の域に踏み込みかけた男。 通称「半分魔神」。外見は金髪に緑眼の青年。 長身だがどこか陰気で、人生か世界かのどちらかに失望したような顔つきをしている。 魔神になるための一万年に一度あるかないかの希少なチャンスを、 子猫を助けるため棒に振ってしまい、魔神の座を隻眼のオティヌスに奪われてしまった。 しかしそれは決して完全な善意と迷いの無さで振り切ったものではなく、今でも当時を悔やんで夜な夜な泣いているという。 オティヌスに関しても、もはや『魔神』の座には興味はなく、 かつて自分が目指したものが、どこかの誰かに悪用されるのが許せず、 それを止める為ならば、自身の『魔神』の力を捨てる事など惜しくはない、とまで語っている。 「殺せるものならとうに殺しているさ」 という台詞から見るに、オティヌスとは因縁浅からぬ間柄のようである。 トール曰く、元からの性質なのか、魔神に近づくとそうなってしまうのかは分からないが、 オッレルス自身は基本的に博愛的で、目の前で困っている人間の為ならどんな力も振るうが、そのせいで周りが見えなくなるらしい。 平たく言えば「見知らぬ子供一人を助ける為に百万人の軍勢を皆殺しにするような人間」との事。 実際『グレムリン』潜入中に『船の墓場』に接近する学園都市の航空機に対し、 冷静に『力不足』と判断した上で躊躇なくモックルカールヴィに撃墜を命じている。 地の文でも「どこか歪んでいる」と表されている事から、トールの言は的を射ているものと思われる。 聖人であるシルビアとは夫婦の間柄。 しかし生活面では彼女の方が強く、恐妻家であると言える。 当然彼女も事情は把握しており、 彼のことを埃まみれの没落貴族、完璧でない感情的とも言うべき大馬鹿野郎と罵倒している。 【能力・スキル】 その力の大きさ故に魔術サイド全体に追われる身だが、それらの追っ手全てを撃破してきた実力者。 数多くの魔道書の『原典』の知識を実用化し、 『北欧王座』を利用して魔神としての力を振るう。 他にも身体欠損を瞬時に回復したり、知覚不能の瞬間移動を行ったり、 他者に服も含めて変身したりと、様々な能力を有する。 魔神であるオティヌスにもある程度相対する事もできるが、 「魔神になるはず」で止まっている存在であり、完全な魔神ほどの力は持っていない。 しかし、不完全で在るが故に、魔神が持つはずの「無限の可能性」という弱点も無い。 単純な力の総量で魔神オティヌスとは比べるまでもないために、彼女と正面から戦っても勝てないことを自覚している。 また、どこぞのツンツン頭よろしく何度か腕を失っている。 一度目はトールとして潜入中にフロイラインの一件での償いで、 二度目はオティヌスから受けた爆撃で、 三度目はシルビアとブリュンヒルドの攻撃を受け流した際に。 しかしどの攻撃を受けた時も、表情に1ミリも変化がなかったりする。全く恐ろしい人物である。 【作中での行動】 ふらりとミラノに寄った際、人身売買組織を丸ごと一つぶっ潰し、百人近い子供を保護。 五月第ニ金曜日にはシルビアの待つ家に子供達を預けに戻り、またどこかへ旅立った。 その数人が『リスト』と一致したため、行動を起こしたようだ。 その後の十月第ニ金曜日、 世界中の原石達を回収した学園都市に対し、 原石達の身の安全について武力を使った交渉を行うため、削板軍覇を狙い単身学園都市に乗り込む。 『北欧王座』を使い、武装した妹達九人と軍覇を軽々と打ち破ってみせるなど、実力の程がうかがえる。 ニ十二巻にて、シルビアと共に、アレイスターに敗れて瀕死となったフィアンマに接触した。 アレイスターを追っている立場にいると思われる。 新約六巻ではトールと交渉し入れ替わりを成功させ、『グレムリン』へ潜入。 その際、フロイラインの一件での失態にオティヌスに右腕を切断されるが、 涼しい顔でなんらかの魔術を使い、淡い光とともに腕の断面を接続していた。 新約八巻では機を見てモックルカールヴィを破壊、フィアンマとの連携で腕を一本犠牲にしてオティヌスに『妖精化』を打ち込む事に成功。 勝敗は決したと思われたが、オティヌスは『妖精化』術式を利用した『失敗100%』によって『成功100%』を手に入れてしまう。 これにより、オティヌスは『無限の可能性』のデメリットに縛られない完全な『魔神』となった。 結果的にオティヌスから返す刀で『妖精化』を受けた並以下の魔術師にまで落とされてしまい、 オティヌスによって息をしているかどうかも分からない程に叩きのめされてしまった。 新約十巻では、力を失っているにもかかわらず、上条を狙ったブリュンヒルドとシルビアの二人の聖人の攻撃を受け流し、 それぞれにぶつける事で、二人の聖人を撃破。 地の文では「足りないものは、意思の力で補った」とされているが、攻撃を受け流した両腕は骨折の域を超えた破壊を受けた。 上条当麻がオティヌスの現在の理解者なら、オッレルスは謎に包まれたオティヌスの過去の悪行を良く知る人物である。 しかし、『魔神』の座と体の中に残っていた特別な力と人生の全てを二度も奪われたが、 新約十巻で『聖人』二人の攻撃から庇い、その後も見送っている。 それに加えて作者のあとがきを見ると、既にオティヌスを許しているようである。 とはいえ、同種の力を振るいながら敵対する事しかできず、『理解者』になれなかった彼は、どこか寂しげにも見える。 【アニメ版にて】 アニメ『禁書目録Ⅲ』では原作SS2巻の内容がカットされたため、シルビア共々アニメでの初登場は最終話ラスト(旧約ニ十二巻ラストに相当)となった。
https://w.atwiki.jp/animechikan/pages/31.html
俺が見たアニメをまとめてほしいとの要望があったため、まとめてみた。 新しいのを見るたびに追加していこうと思う。 本編でのリクエストなどの参考にしてほしい。 また、オススメのアニメはスレッドで教えてほしい。 (今期の視聴アニメ) とある魔術の禁書目録II 侵略イカ娘 それでも街は回ってる ヨスガノソラ (視聴済) AIR CLANNAD CLANNAD After Story Kanon あずまんが大王 苺ましまろ 一騎当千 一騎当千DD 一騎当千GG かみちゅ かんなぎ 君が望む永遠 クイーンズブレイド けいおん! けいおん!! New 極上生徒会 さよなら絶望先生 咲saki スクールデイズ スクールランブル スクールランブル2学期 スケッチブック 涼宮ハルヒの憂鬱 ストライクウィッチーズ 生徒会役員共 New とある魔術の禁書目録 とある科学の超電磁砲 バカとテストと召喚獣 はなまる幼稚園 ぱにぽにだっしゅ! バンブーブレード ひぐらしのなく頃に ひぐらしのなく頃に解 ひだまりスケッチ ひだまりスケッチ×365 ひだまりスケッチ×☆☆☆ びんちょうタン 格闘美神武龍 フルメタルパニックふもっふ まりあ+ほりっく みつどもえ New みなみけ みなみけおかわり みなみけおかえり もえたん らき☆すた ローゼンメイデン ローゼンメイデントロイメント ゲーム アイドルマスターSP ミッシングムーン アイドルマスターSP パーフェクトサン
https://w.atwiki.jp/index2/pages/2.html
メニュー トップページ -人名別検索 とある魔術の禁書目録 科学サイド 《主要キャラクター》 上条当麻 御坂美琴 一方通行 《半主要キャラクター》 土御門元春 姫神秋沙 オルソラ=アクィナス 月詠小萌 《脇役》 青髪ピアス 吹寄制理 雲川芹亜 黄泉川愛穂 魔術サイド 《主要キャラクター》 インデックス ステイル=マグヌス 神裂火織 《半主要キャラクター》 《脇役》 とある科学の超電磁砲 《主要キャラクター》 御坂美琴 白井黒子 《半主要キャラクター》 《脇役》 ここを編集 初期メニュー保存場所
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/258.html
1: 【種別】 企業 【初出】 二巻 【解説】 全国規模で展開し、業界の中でもシェア一位を誇る有名進学塾グループ。 学園都市・第一七学区にも支店を置いているが、 これは当初、学園都市特有の学習を盗んでくるための巨大な企業スパイの色が強かった。 ところが、置かれた支部校は半端に能力開発を知ったせいで、 「これを知る自分達は選ばれた」と思い込み、科学崇拝とも呼ぶべき新興宗教もどきと化してしまう。 結果、『三沢塾』グループの命令すら無視して支部校は暴走を始め、 その『教義』に従い建物内に多数存在している隠し部屋に、姫神秋沙を拉致監禁した。 『吸血殺し(ディープブラッド)』に対して執着しているわけではなく、 単に『この世に一つしか無い、再現不能の能力者』であれば誰でも良かったらしい。 統括理事長・アレイスターは彼らを処分しようとしたが、 その直前で元ローマ正教の魔術師であるアウレオルス=イザードが施設を占拠。 敵組織が『科学サイド』から『魔術サイド』になってしまったためにアレイスターは手を出すことが出来なくなり、 イギリス清教所属のステイル=マグヌスに事態の解決を依頼することになった。 2: 【種別】 施設 【初出】 二巻 【解説】 『三沢塾』グループ・学園都市支部校として利用されていた建物。 十字路を中心に建てられた12階建てのビル4棟で、各棟は渡り廊下でつながっている。 企業スパイとして送り込まれた支部であるからか、 建設時の見取り図には記載されていない隠し部屋が多数存在する。 アウレオルス=イザードに施設ごと占拠され、彼の手によって魔術的な要塞と化した。 施設全体に魔力が蓄えられており、外部に対しては魔力を隠す仕掛けが施されている。 が、専門家であるステイルから見ると、魔力が見えなさすぎるため、逆に目立ってしまっている。 施設内部には、侵入者が「生徒や建物に干渉できない」という魔術が張られている。 生徒や建物など「コインの表側」にあるものから侵入者=「コインの裏側」にあるものへの物理干渉は可能であるため、 歩く際の床からの衝撃は倍化し、 動くものにうかつに触ると一方的に引きずられ、人が押しかけるだけで押しつぶされる事となる。 無敵のように思えるが、「侵入者」つまり「施設の内部」限定であるため、建物の外側からの攻撃には無力。 加えて迎撃の際に一々「コインの裏側」に移動するところからすると、表側からの魔術干渉には制限があるようだ。 なおこの魔術は魔女狩りの王のような再生型で、かつ結界の「核」は建物の外に置いてあるため、『幻想殺し』が常に触れていても消えなかった(魔力は消しているとのことだが)。 施設内にはアウレオルスの魔力が充満しているため、 他者の魔力との混合や幻想殺しによる欠損が生じると、それらを感知することができる。 そのため上条は常時発信機を付けているようなものだし、魔術師も内部で魔術を使えば居場所がばれてしまう。 ステルス系の魔術を使ってもその魔力が感知されてしまうので逆効果。 故に、ステイルと上条は正面から堂々と侵入せざるを得なかった。 外敵から身を守るためではなく、内に入り込んだ敵を逃がさないための魔術という点から、インデックスはエジプトのピラミッドをモデルにしていると推測している。 【備考】 所在地に付いては、原作二巻226pが初出で、初版では第一七学区とされているが、 「とある魔術の禁書目録ノ全テ」72pでは、第七学区と表記されており、どちらが正しいのかは不明。 原作二巻の記載も、版によっては「第七学区」とされている。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/747.html
「ルーンを刻み、人払いは済ませておいた。さて、本題に入ろうか」 そして魔術師は紙袋を取り出し、当麻に渡した。 その後、ステイルが語った話は要約するとこういうものだ。 1、三沢塾という進学予備校に女の子が監禁されている。 2、そこが科学宗教に変貌し、それが錬金術師に乗っ取られた。 3、錬金術師の目的は監禁されてた女の子——ディープブラットである。 4、その能力は、ある生き物—カインの末裔と言われる吸血鬼を殺す力。 5、少女は、過去、灰だけになった故郷で立ち尽くしていた。 6、吸血鬼には寿命と魔力の際限がない。錬金術師はその吸血鬼を欲している。 7、そして、上条当麻も一緒に来る。来なければ禁書目録はイギリスに帰る。 「ああ、言い忘れてたけど吸血殺しの本名は姫神秋沙。写真はその中だ」 そんな物騒な力を持った能力者の顔はどんなもんだと思いつつ、見る。 そこに、昼間会った巫女さんの顔があった。 「…え?」 さっき、監禁されてるって、でも街を歩いてて。 ——思い出作りに。 百円貸してくれって、それで。 ——だから、やけ食い。 もしかして、百円あれば逃げ切れた? どうして助けを求めなかった、と思うと同時に、一つの事を思う。 助けを求めるという事は、助けを求めた人も巻き込むことを意味する。 だから、だから彼女は。 「ちくしょう…」 人を庇って。それで。 当麻が百円を払えば済むことだったのに。 「ちくしょう…!」 少女は、灰だけの村で立ち尽くす。 村を襲ってきた吸血鬼も、母さんも友達も皆、灰になって。 もう、この村には少女しかいなかった。 「おかあ…さん…?おとうさ…」 だって…、さっきまで…どうして。私だけ。 「おじさ…おばさ…ん…ゆずかちゃん…!」 また明日、遊ぼうねって…いったのに。 ただ、少女は呆然と立ち尽くす。 魔術師と当麻の話を、聞いてる少女がいた。 少女の名はインデックス。 当麻が…、そんな危ない所に、当麻が? いやだ。もし何かあったら? でも、きっと何を言っても彼は止められない。 どんなに言い聞かせても、彼は。 だって、それがインデックスの大好きな上条当麻だから。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1206.html
『希望ト絶望ノ箱(オペレーション パンドラ)』 【本文】 序章 開幕 『第一章 そして悪役は動き出す Operation_Pandora』 ① ② ③ ④ 行間1 『第二章 奔走する主人公と暗躍する主人公 Hero_And_Hero』 ① ② ③ ④ ⑤ 行間2 『第三章 そして披露される悪役の舞台 The_Kingdom_of_Heaven』 【初出】 2010/04/02 SSスレPART7で連載開始 【著者】 from-ING氏 【含有】 オリキャラあり 原作にない独自設定で『神の右席』の候補者が登場する 【あらすじ】 ―――――――――――――――――――― 作戦名『希望ト絶望ノ箱(オペレーション パンドラ)』 本作戦の本格起動を前にクリアすべき条件 一つ、学園都市に残るすべての『妹達(シスターズ)』を確保すること クリア 一つ、学園都市の第一位『一方通行(アクセラレータ)』を『妹達(シスターズ)』を人質に行動を制限し、拘束すること 実行中 一つ、学園都市の第三位『超電磁砲(レールガン)』御坂美琴を確保すること クリア 一つ、学園都市の無能力者『幻想殺し(イマジンブレイカー)』上条当麻を『超電磁砲(レールガン)』御坂美琴を人質に行動を制限し、殺害すること 実行中 一つ、学園都市に潜伏する10万3000冊の魔導書を管理する『禁書目録(インデックス)』を確保すること 実行中 なお、上にあるものほど優先順位を上げるものとする ――――――――――――――――――――― 前方のヴェントを退け、十月に入った学園都市に『神の右席』の候補者が侵入した。 候補者たちを学園都市に招いたのは暗部組織〔パンドラ〕。 彼らの目的は、特殊術式を使った作戦名『希望ト絶望ノ箱(オペレーションパンドラ)』の起動。 上条当麻は、一週間前から突如、行方不明となった御坂美琴を捜すため。 一方通行(アクセラレータ)は、〔パンドラ〕に捕まった妹達(シスターズ)を助けるため。 それぞれが各々の意志で動き、作戦は起動へと近づいていく。 そして、能力者と魔術師の混合組織〔パンドラ〕の真の狙いとは…………? 科学と魔術が交差するとき、物語は始まる………! 【解説】 13巻と14巻の間の時間を意識して執筆。 2010.7.11 作者により改訂
https://w.atwiki.jp/voicetwitter/pages/197.html
青の祓魔師 荒川アンダーザブリッジ Yes! プリキュア5 Yes! プリキュア5 Go Go! 異世界の聖機師物語 うみねこのなく頃に 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 家庭教師ヒットマンREBORN! 機動戦士ガンダムAGE 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダム00 君に届け 境界線上のホライゾン ギルティクラウン 銀魂 けいおん! けんぷファー THE IDOLM@STER 灼眼のシャナ 侵略!イカ娘 スイートプリキュア♪ スクールランブル 涼宮ハルヒの憂鬱 ストライクウィッチーズ スマイルプリキュア! 聖剣の刀鍛冶 生徒会の一存 戦国乙女~桃色パラドックス~ そらのおとしもの DARKER THAN BLACK 流星の双子 テニスの王子様 とある魔術の禁書目録 とある魔術の禁書目録Ⅱ とある科学の超電磁砲 トリコ NARUTO NEEDLESS にゃんこい! ハートキャッチプリキュア! 這いよれ!ニャル子さん バクマン。 化物語 パパのいうことを聞きなさい! ひぐらしのなく頃に 緋弾のアリア ふたりはプリキュア ふたりはプリキュア Max Heart ふたりはプリキュア Splash star BLEACH フレッシュプリキュア! べるぜバブ 僕は友達が少ない 魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女リリカルなのは 魔法先生ネギま! マリア様がみてる みつどもえ みなみけ 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ らき☆すた ローゼンメイデン ONE PIECE プリキュアオールスターズDX